ポップ作成前の計画
- 店内に呼び込む集客用と商品の良さを伝える販売用があり、目的に応じて狙う。
- 小さいポップは無意味。A4は小さい部類に入り、文字が多いと遠くから視認できないのでA4で作る場合は文字数を少なくする。
- 印刷と手書きを組み合わせると、ポップが効率的に作成できる。
- ポップの基準サイズを決める。A3→1/2→1/4など
- コーナーのポップで商品の分類を分かりやすくする。
- ジャンル別ランキングで人気商品を目立たせる。
- どの層に人気なのか?主婦、20代、観光客
- 具体的な数字を用意して信ぴょう性を高める。月間〇個、売れています。
- 構成はキャッチコピー、メイン画像、簡潔なコメント、内容説明、仕掛け、誘導の順で作る。
- デメリットとメリットは表裏一体。高額商品は高品質と逆に捉える。
- ポップの視認のしやすさを考えて、動線からの角度や目線の高さを外れている場合は大きくする。
- 同じポップを連続して並べるとインパクトを与えられる。
見込み顧客の心理を読む
- 高額商品ほど、失敗が怖い。ポップで安心させ、高額商品を買ったら、ついで買いを誘う。
- 類似商品と比較し、優位性をアピールする。
- お客様の心理であるAIDMA(アイドマ)「Attention:注目→Interest:興味→Memory:記憶→Action:購入」を促すように心掛ける。
- 3つの選択肢を与えると選びやすい。松・竹・梅のランクアップ、3種類の味など
- あえて逆のことを言う。買って下さいと言われると購入したくなくなる
- 一式を揃えたくなる心理を誘う。調味料一式、同メーカー商品一式
- 関連性のある商品に誘導し、まとめて買ってもらう。
- 両方買って比較したくなるように、類似商品を戦わせる。
- 数量限定をカウントダウンめくり(ポストイットなど)のポップで煽る。
ポップ文字のテクニック
- 低価格は大きく、赤文字が基本。
- 見やすい文字の大きさは、漢字よりひらがなカタカナを一回り小さく、数字は0や単位・記号は一回り小さく書く。
- 文字を縁取る、最初の文字だけ大きくする。 鉛筆で薄く下書きし、肉付けする。
- マジックを常に太い面で書く為には、クイックルワイパーのように回転させながら引く。
惹きつけるキャッチコピー
- 見出し(キャッチコピー)は大きく、商品名か、最大のアピールポイントを簡潔に伝える。
- キャッチコピーを作るコツは、長い文章を削っていき、20字以内に収める。
- 悩みと解決策を提示する。
- 1秒で伝える、読ませずに見るだけで理解できるポップを作る。3フレーズ以内
- 情報収集して「今話題の〇〇」などのトレンド感を出す。
- ありきたりなフレーズを避ける。
- 商品への期待とワクワク感を持って貰えるようにアピールする。
- ドキッとさせる。気になる点を攻める。
アイキャッチ・画像
- 人の顔やイラストを使い、アイキャッチする。関連性のある画像でも可(高級な紅茶なら、高級なティーカップを)
- キャラクターや実物、連想される人物など
- 画像に絵力がある場合には、画像スペースを大きく取り、見出しや説明文は小さめに配置する方法もある。
吹き出しのコメント
- 吹き出しに一番伝えたいことを書く。
- スタッフの手書きコメントで人間味を出す。
- 「買い時」など買いたいお客様の背中を押す一言。
商品の説明文
- 説明文は詳しく、いろんな角度から伝える。( 味、 産地、健康、使い方、生産者のこだわり、誰かのレビュー[例:マツコ・デラックス絶賛 ・私も使ってます ]、ブランド名・メーカー名、コストパフォーマンス、値段が高い理由、など )5W1H[いつどこで誰が何をどのようになぜ]で考える。
- 擬音語(オノマトペ)を活用し、シズル感を演出する。
- 豆知識で得した気分にさせる。
- 説明文の中でも特にインパクトのあるフレーズは太くしたり、目立つ色に変えたり、アンダーラインを入れて強調すると見やすくなる。
番外編 店頭ボード
- 店内への呼び込み・集客する店頭ボードは 、スタッフの分身。営業トークでは拒絶したり、引きやすいお客様も店頭ボードなら身構えずに内容が入ってきます。
- 写真を貼り付けてビジュアルでも分かりやすくする。
- 季節感を大事にしたコメントを載せる。
- 矢印で店内へ誘導する。
- 認知率(発見)→動機率(商品ラインナップ)→誘導率(一歩踏み出させる好奇心を煽る言葉)=来店率
- お知らせ・きっかけ・選んでもらう・リピート・イベント活用・刷り込み・時間外
- 何を扱う店なのかを分かってもらう。
- ナンバーワンやオンリーワンを謳う。
- リピート戦略では変わらない安心感(定番など)と真新しさ(新入荷など)を2つのボードで演出する。
- 店頭ボードは写真で記録しておく。
参考にさせて頂いた書籍
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